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平成15年3月1日の宇久でおきた珍事件です。

前日の夕方、近くの漁師さんが、おぐしゃ浜に3m近いクジラが死んで流れてると聞き、三方町の倉見にある県立海浜自然センターが確か、イルカやクジラの情報を集めている様なことを聞いていたので、一人で船を出して、確認しに行って来ました。

巨体は浜のちょうど中央に打ちあがっていて、目はすでに鳥達にむしばまれていました。目の前まで近づくと、3mどころではなく、5m近いものでした。船に戻って、ケータイで、センターに電話すると、珍しいクジラかもしれないとのことで、再度、連絡するとの事でした。しばらくすると、越前松島水族館から電話があり、ぜひ見たいとの事でしたが、後日との連絡でした。

下あごから、三角形の歯が両方から1本ずつ外側にはえていて、この特徴から、アカボウクジラ科のオウギハクジラと分かり、北の海の深海で暮らしているそうです。

家に戻り、土曜日だった為、包丁を握った瞬間、東京の国立科学博物館から電話があり、急きょ、このクジラを新宿まで運びたいという申し出でした。翌日が、かなり荒れるという予報でしたので、今すぐなら何とか出来ると答えてしまって、運送会社に電話して、すぐにクジラを船で引っ張ってきました。

クジラをクレーンで吊り上げると、いつのまにか、宇久地区の住民達が集まっていて、久々の珍事件となりました。
翌日、クジラは無事に到着し、10時間にも及ぶ解剖で、標本とされるそうです。その翌日は、100万円近い大漁だったので、クジラの恩返し?な〜んてね!

クジラ クジラ クジラ

Toshi

私達は、海があるおかげで、また海の恵みをいただいて生活させてもらってます。

さて、人はなぜ海を見ると心が落ち着き、癒されるのでしょうか?
まず、海という字を見ましても、この字の中に母という字が含まれているのに皆さんは、お気づきでしょうか?

この母なる海は、1分間に18回という波を打ち寄せてきます。つまり、ザザーッという音が18回です。これは、私達の呼吸する回数と合致するのです。

この18という数の2倍が36で、これまた、私達の体温と同じです。
この36の2倍が 72で、この数字は私達の心拍数と同じです。
この72の2倍が144で、これは私達の血圧値という事です。

このように、人間は、やはり海から生まれた生物なのかなと思ってしまいます。
以上のことから、私達は、海を眺めているだけで、自然と心が落ち着いてくるらしいのです。

それでは、次回をお楽しみに!

Toshi

高校に入学して以来、ずっと定置網漁に従事してきましたが、いろんな魚達とめぐり逢うことができました。
ちょっとここで御紹介させていただきます。

高校を卒業した年に寒ブリを2本捕り、何と、1本が 11万円と驚きの値段がつきました。今では到底考えられませんが、一生忘れることはないでしょう。

そして今の定置網をいれた年の夏、日曜日なので漁を休んだら、次の日に 4m近い大きなマカジキが網のめに鼻が刺さって死んでいました。
( あ〜もったいない )

また、あるときはダイビングのテレビによく出てくる大きなマンタが 4匹も入っていて、逃がしてやるのに必死だったこともあります。

冬場では、アザラシの赤ちゃんが入っていて魚を追いまわしたので小アジが 5匹しか入っていなかった記憶もあります。

そういえば、春にイルカの赤ちゃんが入っていて、漁港内で逃がしたら、一日中泳いでいてテレビのニュースになったこともありましたね。

最後に、忘れもしない平成11年3月15日、体長 10m以上のザトウクジラが迷い込み、本当にビックリしました。うちの船ぐらいはある巨体で、どうしようと考えている間に網を食いちぎって逃げていきました。それはそれで良かったのですが、損害額、しめて80万円には参りました。

まだまだありますが、とりあえずは、こんなところでおしまいにします。